第17回夏休み特別企画「子ども見学会2024 リコーダーでバロック音楽をたのしもう!」
2024年6月14日
毎年夏に開催している資料館の人気企画、「子ども見学会」。
今年のテーマは、「リコーダー」です。
みなさんはリコーダーの歴史や、よく演奏されていた楽器を知っていますか?なんとリコーダーは400年以上も昔の「バロック時代(1600年~1750年)から大活躍していたんです。
当時の作曲家であるバッハやヘンデルもリコーダーのための曲を作っていて、「チェンバロ」や「ヴィオラ・ダ・ガンバ」などと一緒に演奏されていました。プロの演奏家である先生方と一緒に、みなさんもバロック時代のアンサンブルに挑戦しましょう!
きっとリコーダーの魅力を再発見できますよ!
また、楽器学資料館の展示室ではたくさんのバロック時代の楽器を解説つきで見学できますのでお楽しみに♪
講座の内容(予定)
・リコーダー体験♪ ~チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバとアンサンブルに挑戦してみよう!~
・展示室の見学 ~バロック時代の楽器~
イベント要項はこちらからダウンロードできます。(PDF)
開催日時 |
2024年7月27日(土) Ⓐ10:20~12:30 / Ⓑ13:50~16:00 |
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場所 |
国立音楽大学 楽器学資料館 |
講師 |
向江昭雅先生(リコーダー)、坪田一子先生(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、 |
対象 |
小学生4・5・6年生、中学生 |
参加費 |
無料 |
定員 |
30名(Ⓐ15名/Ⓑ15名)※応募多数の場合は抽選 |
申し込み期間 |
2024年6月24日(月)正午~7月1日(月)正午 |
申し込み方法 |
「申し込みフォーム」より申し込み ※申し込みフォームは時間になりましたら本ページに掲載します |
構成・企画 | 国立音楽大学 楽器学資料館 |
諸注意
・Ⓐグループ、Ⓑグループはそれぞれ同じ内容です。
・Ⓐグループ、Ⓑグループともに定員は15名です。応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
・結果は7月5日(金)までにメールでご連絡いたします。
・参加者には別途「参加確認メール」をお送りいたします。7月10日(水)になってもメールが届かない場合は電話で必ずお問い合わせください。
・お子様の受講中は後ろからご見学いただくことができます。ただしスペースの関係上、参加者に対して1名までとさせて頂きます。
・参加できなくなってしまった場合は、早めに電話かメールでお知らせください。
感染症拡大予防について
・発熱や体調不良の場合はご参加をお控えください。
申し込み方法
2023年6月24日(月)正午~7月1日(月)正午 ただいま受付中!
こちらのフォームよりおひとりずつお申し込みください。
※Aグループ、Bグループともに講義内容は同じです。定員は各グループ15名です。
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※受付は終了しました。多数のお申し込みありがとうございました。
講師プロフィール
向江 昭雅 先生(リコーダー)
国立音楽大学楽理学科卒業後、ミラノ市立音楽院古楽器科に留学。リコーダーを山岡重治、ペドロ・メメルスドルフ、音楽学を礒山雅の各氏に師事。バッハ・コレギウム・ジャパン等ソリストとして国内の主要オーケストラへの出演多数。リコーダー・オーケストラ「デル・ソーレ東京」指揮者。東京藝術大学古楽科、国立音楽大学非常勤講師。
坪田 一子 先生 (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
国立音楽大学楽理学科卒業。在学中よりヴィオラ・ダ・ガンバを神戸愉樹美氏に師事。ベルギーでヴィーラント・クイケン氏、ポルトガルでパオロ・パンドルフ ォ氏のマスタークラスに参加。ヨーロッパの中世からルネサンス・バロック音楽 まで、アンサンブルを中心に演奏活動をしている。国立音楽大学非常勤講師。
宮﨑 賀乃子 先生(チェンバロ)
ケルン音楽大学大学院を経て、東京藝術大学大学院博士後期課程にて17世紀南ドイツの音楽家、フローベルガーの「組曲」に関する研究で博士号(音楽)を取得。東京藝術大学古楽研究室教育研究助手(2019-21年度)、国立音楽大学非常勤講師(2019-23年度)等の教育経験を活かし、楽器体験講座や後進の指導に力を注いでいる。
イベント報告
今年で17回目を迎える、夏の大人気企画「子ども見学会」。今年も定員を超える多くの参加申込があり、参加者は抽選にて決定しました。今年はリコーダーをテーマにした新企画。講師にはリコーダー奏者の向江昭雅先生、ヴィオラ・ダ・カンバ奏者の坪田一子先生、チェンバロ奏者の宮﨑賀乃子先生をお招きいたしました。
「リコーダー体験」の時間では、はじめに先生方の演奏と楽器紹介がありました。あまり馴染みのないチェンバロやヴィオラ・ダ・ガンバ、そして、さまざまな種類のリコーダーにみなさん興味津々!先生方の素晴らしい演奏と分かりやすく面白いお話に惹きこまれていました。また参加者のみなさんには事前にパッヘルベル作曲《カノン》を各自練習してきてもらっており、実際にチェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバと一緒に演奏してもらいました。カノン形式の追いかけっこの感覚や、他の楽器とのハーモニーを味わいながら演奏していました♪真剣な眼差しと楽しそうな笑顔が印象的でした!
「展示室見学」の時間ではバロック時代の楽器を中心に学芸員の解説つきで見学がありました。2段鍵盤のチェンバロ、クルムホルンなどいくつかの楽器に実際に触れての体験や、音を聴いてもらいました。見たことのない楽器や今の楽器との違いに驚きと多くの発見をしてくれました!