フォルテピアノと探求する 古典派のピアノ作品
2025年6月27日
国立音楽大学楽器学資料館所蔵の3台のフォルテピアノを使用したレクチャーコンサート。
鍵盤楽器製作家で本学講師の太田垣至氏による楽器解説もあります。
~使用楽器~
・Anton Walter c.1795 (太田垣至 2025年複製)
・John Broadwood&Sons c.1820 (オリジナル)
・Conrad Graf c.1839(コーバルト兄弟 2000年頃複製)
チラシ(両面)はこちらからダウンロードできます。(PDF)
開催概要
| 日時 | 2025年12月11日(木)18:30開演(18:00開場) |
|---|---|
| 会場 | 国立音楽大学 講堂小ホール(大学構内図よりご確認ください) |
| 座席 | 全席自由 |
| 参加費 | 無料 |
| 事前予約 | 必要(先着順) |
予約方法
| 予約開始日時 | 2025年8月29日(月)9:00~ |
|---|---|
| 予約方法 | teket(テケト)イベントページからお申し込み |
こちらのイベント予約ページよりご予約を承ります。(外部の予約サイト「teket(テケト)」が開きます。)
二次元バーコードが発行されますので、大切にお持ちいただき当日受付でご提示ください。
※残席数の確認のため、お手数ですが1名分ずつお申し込みくださいますようお願いいたします。
※無料でお申し込み可能です。
※会員登録は任意です。
※二次元バーコードは、申し込み完了ページに表示されるほか、認証時のメールアドレスにも届きます。
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※無料のコンサートですのでお支払い方法の設定は不要です。
諸注意
・ご予約は先着順です。定員に達しましたら受付を終了させていただきます。
・ご予約をキャンセルされる場合は、ご連絡いただきますようお願いいたします。
・うまく繋がらない等の不具合が発生した場合や、ご不明な点がございましたら、楽器学資料館までお問い合わせください。
※お問い合わせフォームはこちら
出演者
平井 千絵 Hirai Chie
桐朋学園大学ピアノ科卒業後、フォルテピアノの幻想的な音色との運命的出会いが、その世界に進む決意を固めさせる。 オランダ政府給費留学生、文化庁在外派遣研修員としてオランダ王立音楽院古楽科フォルテピアノ科で学び、修士課程を栄誉賞付き首席で卒業。
在学中に、師・ホッホランド氏の代役で急遽出演したリサイタルがきっかけとなり、 欧州での演奏活動を開始。主要な国際音楽祭、テレビやラジオ(フランス放送、オーストリア国営放送など) に、ソリスト、 室内楽奏者として出演し、「その透明で軽やかな真珠のような演奏は、彼女の音楽的直感と衒いのない名人芸を伝えた」(Wiener Zeitung)など各国のメディアで絶賛された。
2003年に日本デビュー。以来、ソロ、アンサンブルなど多彩な活動を展開し、チェロの鈴木秀美氏とのデュオでは、2006年文化庁芸術祭優秀賞を受賞。ソロでは、銀座・王子ホールぶらっとコンサートシリーズに抜擢され、6回にわたって新鮮な視点で古典派~ロマン派の音楽を紹介した。 2008~12年、アムステルダム音楽院やオランダ王立音楽院での学内試験審査員を務め、プラハやアムステルダムなどでマスタークラスを行った。2012年帰国後もフォンティス大学でのマスタークラス、Geelvinck国際フォルテピアノシンポジウムでの発表など、欧州での活動を続けている。
これまでに国内外で15枚のアルバムをリリース。ルネサンスから現代までの作品を時代に捉われない感性で編んだ「Dream」をはじめ、現在進行中の、モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲録音 『Mozart Speaks』の多くがレコード芸術誌特選盤選出など、各方面で高く評価される。NHKハイビジョン「ハイビジョンクラシック倶楽部」、NHKBS2「クラシック倶楽部」、「らららクラシック」、「クラシックTV」などに出演。
YIAP国際コンクール(ベルギー) 第1位、ブルージュ国際古楽コンクール第3位、ファン・ヴァッセ ナール国際室内楽コンクール第3位。第5回かながわ音楽コンクール ピアノ部門総合第1位受賞。第7回園田高弘賞ピアノコンクール準園田高弘賞・奨励賞受賞。
東京藝術大学古楽科、国立音楽大学、各非常勤講師。
楽器解説
太田垣 至 Ohtagaki Itaru
フォルテピアノヤマモトコレクション、久保田チェンバロ工房にてオリジナルフォルテピアノ修復技術、鍵盤楽器製作技術を研鑽。
その後渡欧し、クリストファー・クラーク(仏)、アルブレヒト・ツェルニン(墺)、フィンチコックス博物館(英)、ブロードウッド&サンズ(英)、エドウィン・ブンク(蘭)のもとで修復、製作技術研鑽。
現在埼玉県の自身の工房でフォルテピアノ、クラヴィコードの製作・修復を行う。
浜松市楽器博物館、国立音楽大学楽器学資料館などの楽器管理を任されている。
プログラム(予定)
後日掲載いたします。
関連リンク
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